【名探偵コナン】寿司屋の大将・脇田兼則の正体はラム？彼の登場回と伏線を解説

『名探偵コナン』に登場する「脇田兼則」は、いろは寿司の職人として知られています。

しかし、彼の正体が黒ずくめの組織のナンバー2「ラム」だと判明したとき、ファンたちは驚きました。

本記事では、脇田兼則がラムであると確定した経緯や、彼の正体が伏線としてどのように描かれていたかを詳しく解説します。

アニメと原作の登場回から、脇田兼則として行動する際の特徴や、ラムの正体が確定した瞬間までの伏線を振り返り、彼のキャラクターについて深掘りします。

脇田兼則のプロフィールと性格

いろは寿司で働く職人の正体とは

『名探偵コナン』に登場する脇田兼則は、米花町にあるいろは寿司で働く職人です。

外見はちょび髭に出っ歯、左目に眼帯をしており、その飄々とした様子が特徴です。

長年さまざまな寿司屋で働いてきた経験を持ち、職人としての腕前も確かなもので、毛利小五郎とも親しく接する性格です。

しかし、その裏には黒ずくめの組織のナンバー2であるラムとしての冷酷な一面が隠されています。

作中で彼の正体が明かされる前から、ファンの間ではラムの正体なのではないかと噂されており、その正体が明かされる瞬間に多くの視聴者が驚かされました。

今日のコナン、脇田兼則か
見なあかんな pic.twitter.com/snEpvXnUyN

— マッサマン (@banana_maiyan) April 24, 2021

ミステリー好きな性格と江戸弁を話す特徴

脇田兼則は、江戸弁を話し、飄々とした性格の持ち主です。

また、ミステリー好きで、鋭い推理力を持つ一面もあります。

その反面、長く一つの場所に留まることが嫌いで、これまで多くの寿司屋を渡り歩いてきた経緯もあるせいか、気分屋の面が見受けられます。

しかし、その裏には冷静で計算高い側面があり、彼の真の目的は黒の組織のために行動することです。

脇田兼則がラムであると判明した瞬間

正体が確定した「File1066」とその背景

脇田兼則の正体がラムであることが判明したのは、原作の「File1066」でした。

このエピソードは、1061話からスタートしたFBI連続殺人事件の完結編で、ラムがキャメルの写真を送り、射殺するように指示を出していたことが明らかにされています。

2年前の取引現場で老人として登場していたのがラムで、現在では脇田兼則の姿に変装していることが判明します。

この瞬間に、黒ずくめの組織の謎めいた幹部の一人であるラムの正体が明らかになり、物語に大きなインパクトを与えました。

これまでに張られていた伏線とその意味

脇田兼則がラムであることは、登場当初から多くの伏線が張られていました。

まず、ラムの特徴として片目が義眼であることが判明しており、脇田兼則も左目に眼帯を付けていたことがその一つです。

また、彼が登場した回で、他のキャラクターの発言に「敵のボスの側近が出る」といったセリフがあり、ラムが登場することが示唆されていました。

さらに、「Time is money」という言葉を用いたアナグラムで、脇田兼則の名前が浮かび上がるといった伏線も張られており、さまざまなヒントが物語の中に散りばめられていました。

アニメと原作での脇田兼則（ラム）の登場回

アニメでの初登場とラムとしての最終登場回

脇田兼則のアニメでの初登場は894話から895話の『となりの江戸前推理ショー』です。

このエピソードで、毛利小五郎を迎え入れる新入りの板前として登場し、視聴者に強い印象を残しました。

アニメでの最終登場は1078話から1080話の『黒ずくめの謀略』です。

この話では、FBI捜査官を標的とした黒ずくめの組織の陰謀が描かれ、脇田兼則がラムとしての正体が判明します。

原作での重要な登場回とストーリーへの影響

原作での脇田兼則の初登場は、87巻のFile914～916に収録されている『となりの江戸前推理ショー』です。

彼の正体がラムであると明かされるのは、コミックス101巻のFile1066で、ここでFBI連続殺人事件のクライマックスが描かれ、読者に衝撃を与えました。

また、コミックス103巻から104巻のエピソードでは、若狭留美を巡る話が展開され、彼女を追う姿からも黒ずくめの組織の一員としての彼の姿が強調されました。

脇田兼則に対する世間の反応と声優の情報

ファンが予想していたラムの正体

脇田兼則が初めて登場したときから、彼の正体がラムであると予想するファンは多くいました。

左目に眼帯をしていることや、どことなく怪しい雰囲気を持っていることから、正体に疑念を抱く声が上がっていたのです。

最終的にラムの正体が明かされた瞬間、以前から予想していたファンたちは強く興奮し、物語が新たな展開に進むことを期待していました。

映画『黒鉄の魚影』ではラムとして本格的に登場することが示唆されているため、ファンの注目は高まっています。

千葉繁さんが演じる脇田兼則の魅力

アニメ『名探偵コナン』で脇田兼則を演じているのは千葉繁さんです。

彼の特徴的な高い声は、視聴者に強い印象を残しました。

千葉繁さんは、アニメ『幽☆遊☆白書』の桑原和真や『ONE PIECE』のバギーなど、多くの人気キャラクターを演じてきました。

その豊かな表現力で、脇田兼則の愛嬌ある面と冷徹なラムとしての一面を巧みに表現しています。

千葉繁さんの巧みな演技により、脇田兼則というキャラクターは視聴者にとって一層魅力的で印象的な存在となっています。

まとめ：脇田兼則の正体と今後の展開

『名探偵コナン』に登場する寿司職人の脇田兼則は、黒ずくめの組織のナンバー2であるラムでした。

彼の正体が明らかになったことで、物語は新たな展開へと進んでいくことが予想されています。

既に伏線は多く張られていましたが、その瞬間が訪れたときは多くのファンに衝撃を与えました。

今後の展開では、ラムとして物語にどう関わり、どのような展開を見せるのか注目されます。

映画『黒鉄の魚影』や最新のエピソードでは、ラムとしての行動がますます見られるでしょう。