東京ディズニーランドの年パスは、2026年8月現在も販売休止中で、公式は「当面、販売再開の予定はない」と案内しています。
2026年6月26日のオリエンタルランド第66期定時株主総会でも年間パスポート復活を求める声が出ましたが、再発売の日程や新制度は発表されていません。この記事では、休止から現在までの流れと株主総会で語られた内容、今後の復活可能性を中心に整理します。
東京ディズニーランドの年パスは2026年現在どうなっている?
結論からいうと、東京ディズニーランドの年間パスポートは2026年8月現在、購入できません。
東京ディズニーリゾート公式「よくあるご質問」の「【パークチケット】年間パスポートについて教えてください。」は、2026年7月28日更新時点で「現在、販売を休止」「当面、販売再開の予定はない」と案内しています。
対象として公式FAQに記載されているのは、次の3種類です。
- 東京ディズニーランド年間パスポート
- 東京ディズニーシー年間パスポート
- 2パーク年間パスポート
つまり、東京ディズニーランドだけが先に復活しているわけでも、ファンクラブ会員など一部の人だけ購入できるわけでもありません。東京ディズニーリゾートの年間パスポートそのものが販売休止中という状態です。
ここで大切なのが、「販売休止」と「正式廃止」を分けて考えることです。
現在の公式表現はあくまで「販売休止」であり、「年間パスポート制度を永久に廃止した」という発表ではありません。一方で、「2027年に復活する」「新しい年間パスポートを準備している」といった再開時期も発表されていません。
そのため現状を一文で表すなら、「正式な廃止発表はないが、販売再開の予定も示されていない」が最も近いでしょう。
年パス復活を検索している方にとっては、少しもどかしい答えですよね。
ただ、2026年の株主総会まで含めて見ていくと、「単に再発売が遅れている」というより、東京ディズニーリゾートのチケット戦略そのものがコロナ禍以前とは変わっていることが見えてきます。
東京ディズニーランド年パスはいつから販売休止?2020年からの流れ
東京ディズニーリゾートの年間パスポートを理解するには、2020年の臨時休園から現在までを時系列で見ることが重要です。
大きな流れを整理すると、次のようになります。
時期 年間パスポートをめぐる主な動き
2020年2月29日以降 臨時休園の影響で年パス利用ができない期間が発生
2020年7月以降 パーク再開後も通常の年パス利用には戻らず、年パス所持者向け抽選入園を実施
2020年10月23日~ 残り有効期間に応じた年間パスポートの払い戻し対応を開始
2020年12月 年パス所持者向け抽選入園が終了
2021年以降 従来型年間パスポートの通常販売は再開されず
2026年7月28日更新 公式FAQで「当面、販売再開の予定はない」と案内
東京ディズニーリゾートPR公式アカウントは2020年10月、年間パスポートについて2020年2月29日以降の残り有効期間に応じた払い戻しを10月23日から行い、予定していた有効期限の延長は実施しないと案内しました。
また当時は、年パス所持者を対象にした抽選入園が設けられていましたが、それも2020年12月分で終了しています。
ここが現在につながる重要なポイントです。
年間パスポートは、ある日突然「廃止」という名前で終了したわけではありません。
コロナ禍によって通常利用ができなくなり、払い戻しや暫定的な抽選入園を経た後、通常販売が戻らないまま現在まで販売休止が続いているという流れなんですね。
この経緯を知ると、「もう6年ほど経ったのだから、そろそろ元の制度に戻るのでは?」と思う方もいるでしょう。
ところが2026年の株主総会で語られた内容を見ると、現在の問題はコロナ禍そのものだけではなく、パークの入園者数をどう管理し、体験品質を保つかという運営上の考え方に移っていることが分かります。
東京ディズニーランド年パス復活について2026年株主総会で何があった?
結論として、2026年の株主総会では年パス復活を求める声は出ましたが、オリエンタルランドから販売再開は発表されていません。
オリエンタルランドの第66期定時株主総会は、2026年6月26日、千葉県千葉市の幕張メッセで開催されました。
同社の公式開催レポートによると、開催時間は午前10時から午後0時1分まで。議長は代表取締役社長兼COOの高橋渉氏で、所要時間は2時間1分でした。
ここまでの開催日時、場所、議長などは、株式会社オリエンタルランド公式の株主総会資料で確認できる事実です。
一方、年間パスポートについて株主と高橋社長がどのようなやり取りをしたのかという詳細は、株主総会を取材・傍聴した報道などで伝えられています。
報道では、株主から年間パスポートについて、価格が高くてもよい、混雑日を利用対象外にしてもよいので復活させてほしいという趣旨の要望が出たとされています。
これはかなり興味深い提案です。
「昔とまったく同じ年パスを安く戻してほしい」ではなく、値段や利用日に条件が付いてもいいから、リピーター向けの年間利用手段が欲しいという発想だからです。
年パスを待っている方の中にも、「土日全部使えなくてもいい」「繁忙期は除外でもいいから欲しい」と感じる人はいるのではないでしょうか。
しかし重要なのは、その後のオリエンタルランド側の考え方です。
報道によると、高橋社長はコロナ禍以降、ゲスト数を適切にコントロールすることや、入園したゲストがアトラクションや食事を十分楽しめる環境をつくることを重視する趣旨の説明をしています。
ここから読み取れるのは、年パス問題が価格だけでは解決しないということです。
仮に年間パスポートを非常に高い価格で販売したとしても、「好きな日に自由に入園できる」という仕組みのままなら、特定日に年パス利用者がどれだけ来園するかを正確に読みにくいという課題は残ります。
私が今回の株主総会で最も重要だと感じたのは、まさにこの点です。
年パス復活を考えるとき、多くの利用者は「いくらなら販売できるのか」に目が向きます。
でも運営側から見ると、より重要なのは「その日に何人来るのかをどこまで事前に把握できるか」なのではないでしょうか。
これは筆者による分析ですが、現在の日付指定型チケットなら、販売状況を通じて来園人数を調整しやすくなります。
そこからさらにレストラン、アトラクション、ショップなどの需要を予測しやすくなると考えることもできます。
つまり現在の年パス問題は、「人気商品だから復活させればいい」という単純な話ではありません。
自由度の高い年間利用商品と、来園人数を管理しながら満足度を高めたい現在の運営モデルをどう両立させるかが核心なのだと思います。
なぜ東京ディズニーランドの年パスは復活しにくい?
東京ディズニーランドの年パスが復活しにくい理由として注目したいのは、東京ディズニーリゾートのチケットそのものが、コロナ禍以前より細かく利用条件を分ける方向へ進んでいることです。
現在のパークチケットでは、来園日を指定する通常の1デーパスポートに加えて、期間や時間帯を限定したチケットも設定されています。
2026年夏を例にすると、
- 1デーパークホッパーパスポート(期間限定)
- アフター3サマーパスポート(期間限定)
- アフター5サマーパスポート(期間限定)
- カレッジパスポート(期間限定)
- ファンダフル・ディズニー会員向け対象日限定パスポート
など、利用条件の異なる券種が展開されています。 【公式】予約・購入
特に象徴的なのが、2026年7月1日から9月14日まで設定されている「1デーパークホッパーパスポート(期間限定)」です。
このチケットは、開園から午前11時までは購入時に指定した東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーを利用し、午前11時以降は2つのパークを行き来できます。
また同じ7月1日から9月14日までは、「アフター3サマーパスポート」が全日15時から、「アフター5サマーパスポート」が全日17時から利用できる仕組みです。 【公式】予約・購入 | 東京ディズニーリゾート
ここで注目したいのは、個々のチケットがお得かどうかではありません。
現在のチケット設計を並べると、「いつでも自由に来園できる1種類の万能券」より、「日付・時間帯・期間・対象者を細かく区切る商品」が増えていることが見えてきます。
これは年パス問題を考えるうえで大きなヒントになります。
従来型の年間パスポートは、購入者にとっては自由度の高さこそ最大の価値でした。
今日は朝から一日遊ぶ。
別の日はパレードだけ見る。
仕事帰りに夕方から数時間入る。
新しいグッズを確認して帰る。
こうした「パークを日常の延長として楽しむ」使い方と年パスは、とても相性が良かったですよね。
一方、現在の商品設計は、利用する日や時間をある程度決めてもらうことで需要を分散させる方向と相性がいい仕組みです。
その意味では、旧来型の年間パスポートと現在のチケット戦略は、思想そのものがかなり違うと私は考えています。
年パスがない現在、代わりに使えるチケットは?
年間パスポートと完全に同じ代替商品はありませんが、来園目的に合わせて時間指定券や期間限定券を選ぶ方法はあります。
2026年8月時点の代表例を簡単にまとめると、次の通りです。
チケット 主な特徴
1デーパスポート 指定した1パークを開園時間から楽しむ基本券
1デーパークホッパーパスポート 2026年9月14日までの期間限定。11時以降は2パークを行き来可能
アフター3サマーパスポート 2026年9月14日まで全日15時から入園
アフター5サマーパスポート 2026年9月14日まで全日17時から入園
ファンダフル・ディズニー・パスポート ファンクラブ会員向け・対象日限定
カレッジパスポート 2026年9月1日~30日の対象学生向け期間限定券
2026年夏の1デーパークホッパーパスポートは、大人13,700円から、中人11,200円から、小人8,100円から設定されており、来園日によって料金が異なります。
ただし、この記事で細かな料金比較を深追いしないのには理由があります。
東京ディズニーリゾートのチケットは対象日、料金、販売期間などが変更される可能性があるため、年パスの代わりを探すなら「何時から入りたいか」「1パークか2パークか」を決めたうえで、購入直前に公式チケットページを確認するのが確実です。
また、ファンダフル・ディズニー向けパスポートも年間パスポートではありません。
ファンクラブに入れば一年中自由に入園できる制度ではないため、「ファンダフル・ディズニー=年パスの代替」と考えないほうがよいでしょう。
東京ディズニーランドの年パスは今後復活する?
2026年8月現在、東京ディズニーランド年パスの復活時期を示す公式情報はありません。
2026年7月28日更新の公式FAQでも、「当面、販売再開の予定はない」という案内が続いています。
そのため、「2027年には戻る」「○周年に合わせて復活する」といった情報を見かけても、公式発表が確認できない段階では事実として受け取らないほうが安全です。
ここからはホビー&エンタメライターとしての私見です。
私は、今後を考えるときには「昔と同じ年パスが復活するか」と「リピーター向けの新しい年間商品が登場するか」を分けて考えるべきだと思っています。
従来型年パスの魅力は、何といっても自由度でした。
しかし自由度が高いほど、「その日に何人来園するか」を事前に管理する仕組みとは相性が悪くなります。
一方、現在の東京ディズニーリゾートでは、日付指定、変動する料金、時間帯限定、期間限定など、利用条件を細かく設定するチケットが使われています。
この流れを踏まえると、仮に将来リピーター向けの商品が登場するとしても、昔の年パスをそのまま復刻するより、
- 混雑日には利用できない
- 来園前に日付予約が必要
- 年間の利用回数に上限がある
- 一定期間ごとに予約可能日数が決まる
といった条件を組み合わせる形のほうが、現在の需要管理とは両立しやすいと考えられます。
もちろん、これは筆者による可能性の整理であり、東京ディズニーリゾートやオリエンタルランドが発表した計画ではありません。
ここは事実と予測をはっきり分けておきたいところです。
そして私は、2026年の株主総会で出た「高価格でもよい」「混雑日は対象外でもよい」という提案そのものが、この問題の本質をよく表していると感じています。
年パスを望む人が求めているのは、必ずしも「365日いつでも好きなだけ入れる券」だけではありません。
何度もパークを訪れたい人が、継続的に東京ディズニーリゾートと付き合える仕組みそのものを求めているのではないでしょうか。
だとすれば、今後注目すべきなのは「年間パスポート」という名称が戻るかだけではありません。
回数券型、予約型、会員制度と組み合わせたチケットなど、従来とは違うリピーター向け商品が出てくるかどうかも重要になります。
ただし2026年8月時点では、そうした新制度も公式には発表されていません。
期待を持つことと、決定事項として受け取ることは別です。
年パス復活を待つほど、「復活濃厚」「近日発表か」といった言葉には反応してしまいますよね。
だからこそ、東京ディズニーリゾート公式FAQやオリエンタルランド公式発表を基準に確認することが、いちばん確実です。
東京ディズニーランド年パス復活問題で本当に注目すべきこと
年間パスポートの販売休止は、単に「人気チケットがなくなった」というだけのニュースではないと私は考えています。
背景には、東京ディズニーリゾートとファンとの付き合い方が変わってきたことがあります。
年パス時代は、パークを特別な一日として楽しむだけでなく、「今日はショーだけ」「夕食だけ」「季節の雰囲気だけ楽しむ」といった使い方ができました。
テーマパークが、一部のファンにとっては生活圏の延長に近い存在だったんですよね。
現在は、来園日や時間をある程度決めたチケットが中心です。
この変化を見ると、運営側が重要視しているのは、単純な来園回数だけではなく、一度の来園でどの程度満足できる体験を提供できるかという部分だと考えられます。
テーマパークは、人が多ければ多いほど満足度も上がるサービスではありません。
アトラクションの待ち時間が長すぎる。
レストランへ入りにくい。
ショップが混み合う。
パーク内を移動するだけでも疲れる。
こうした状態になれば、魅力的なコンテンツがそろっていても「思ったほど楽しめなかった」と感じる人が増えてしまいます。
年パスの復活議論で見落としやすいのは、まさにこの部分です。
年パス問題は「いくらで売れば採算が合うか」だけでなく、「誰が、いつ、何回来園できる商品にするか」という設計問題でもあります。
高価格にするだけでは来園日の予測問題は完全には解決しません。
混雑日を除外すれば管理しやすくなる一方、「使いたい日に使えない年パスに魅力を感じるか」という新しい問題も出ます。
予約制にすれば来園者数を把握しやすくなるかもしれませんが、予約枠が取れなければ「年間パスポートなのに入れない」という不満も生まれるでしょう。
つまり、昔の年パスが魅力的だった理由である自由さと、現在のパーク運営が求める予測しやすさは、ある意味で反対方向を向いています。
私は、この二つをどう両立させるかが、もし将来年間利用商品を作るなら最大のテーマになると考えています。
だから年パス復活のニュースを見るときは、「発売する・しない」の二択だけではなく、どんな利用条件になるのかまで確認してみてください。
そこに、以前と同じ年パスなのか、それとも新しい時代のリピーター商品なのかを見分ける鍵がありそうです。
東京ディズニーランドの年パスについてまとめ
東京ディズニーランドの年間パスポートは、2026年8月現在も販売休止中です。
2026年7月28日更新の東京ディズニーリゾート公式「よくあるご質問」では、東京ディズニーランド年間パスポート、東京ディズニーシー年間パスポート、2パーク年間パスポートについて、当面販売再開の予定はないと案内されています。
年パスは2020年の臨時休園後、通常利用に戻ることなく、年パス所持者向けの抽選入園や残存期間に応じた払い戻し対応を経て、通常販売が再開されないまま現在に至っています。
そして2026年6月26日のオリエンタルランド第66期定時株主総会では、条件付きでも年間パスポートを復活させてほしいという趣旨の要望が出たことが報じられました。
ただし、株主総会で年パスが話題になったことと、復活が決定したことはまったく別です。
販売開始日、新料金、新制度のいずれも公式発表はありません。
現在は1デーパスポートを基本に、時間帯限定券や期間限定パークホッパーなど、利用条件を細かく分けたチケットが展開されています。
この流れから筆者として注目したいのは、「昔と同じ年間パスポートがいつ戻るか」だけではありません。
混雑を管理しながら、何度も訪れたいファンにもメリットを提供できる新しい仕組みが将来登場するのか。
そこまで視野を広げると、今後のチケット制度のニュースをより正確に読み解けるはずです。
なお、チケットの券種、料金、対象期間、販売条件は変更される場合があります。実際に東京ディズニーランドへ行く際は、東京ディズニーリゾート公式「パークチケット」と公式FAQの最新情報を確認してください。
よくある質問
東京ディズニーランドの年パスは2026年に買えますか?
いいえ。2026年8月現在、東京ディズニーランド年間パスポートは販売休止中です。
公式FAQでは「当面、販売再開の予定はない」と案内されています。
東京ディズニーランドの年パスは廃止されたのですか?
公式の現在の表現は「廃止」ではなく「販売休止」です。
ただし、再開時期や新しい年間パスポートの発売予定は発表されていません。そのため、正式な廃止発表はないものの、現時点では購入できない状態が続いています。
東京ディズニーランドの年パスはいつ復活しますか?
具体的な復活時期は発表されていません。
2026年6月26日のオリエンタルランド株主総会では復活を求める声が出たことが報じられていますが、その後も公式FAQでは販売休止が案内されています。「株主総会で話題になった=復活決定」ではない点に注意してください。
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