コストコのエグゼクティブ会員をダウングレードしたいと考えていませんか?
実は、タイミングや手続きを間違えると、リワード(ポイント)が失効したり、返金を受けられなかったりする可能性があります。
この記事では、コストコエグゼクティブ会員のダウングレード方法を詳しく解説し、損をしないための最適なタイミングや注意点を紹介します。
この記事を読むとわかること
- コストコエグゼクティブ会員のダウングレード方法と手順
- リワード(ポイント)を失効させずに活用する方法
- ダウングレードで返金を受けるための最適なタイミング
コストコのエグゼクティブ会員はダウングレード可能!その手続きとは?
コストコのエグゼクティブ会員は、年間の買い物額が多い人にとって魅力的な特典が多いですが、利用頻度が少ない場合は、ダウングレードした方が得になるケースもあります。
特に、リワード(ポイント)の還元率を最大限活用できない場合、ゴールドスター会員への変更を検討すると良いでしょう。
ここでは、エグゼクティブ会員のダウングレードの基本ルールや手続きについて詳しく解説します。
ダウングレードの基本ルール
コストコでは、エグゼクティブ会員からゴールドスター会員へダウングレードが可能です。
ただし、以下のルールがあるため、手続きをする前に確認しておきましょう。
- ダウングレードは倉庫店のメンバーシップカウンターでのみ可能(オンライン不可)
- ダウングレード後は12ヶ月間、再アップグレード不可
- ダウングレード時にリワード(ポイント)がすべて失効する
特に、リワードの失効は大きなデメリットとなるため、後述する「ダウングレード前にやるべきこと」を必ずチェックしましょう。
ダウングレード時の返金額
エグゼクティブ会員からゴールドスター会員にダウングレードすると、年会費の差額が5,060円(2025年5月以降は5,280円)返金されます。
ただし、途中でエグゼクティブにアップグレードした場合、支払ったアップグレード費用が月割りで計算されるため、返金額が異なることに注意が必要です。
例えば、エグゼクティブ会員にアップグレードしてから6ヶ月でダウングレードすると、返金額は約2,541円になります。
エグゼクティブ会員期間 | 返金額 |
---|---|
12ヶ月(満期) | 5,060円 |
6ヶ月 | 2,541円 |
3ヶ月 | 1,271円 |
1ヶ月 | 423円 |
このように、ダウングレードのタイミングによって返金額が異なるため、自分がいくら返金されるのかを確認しておくと良いでしょう。
ダウングレード前にやるべきこと!リワード(ポイント)を失効させない方法
コストコのエグゼクティブ会員からゴールドスター会員へダウングレードする際、リワード(ポイント)がすべて失効してしまう点には注意が必要です。
しかし、適切な準備をすることで、リワードを無駄にせずにダウングレードすることが可能です。
ここでは、損をしないためのリワード活用方法について詳しく解説します。
① コストコグローバルカードにポイントを移行
エグゼクティブ会員のリワードを失効させずに使う最も有効な方法は、コストコグローバルカード(クレジットカード)にリワードを移行することです。
コストコグローバルカードを持っている場合、リワードをカードに紐づけておくことで、ダウングレード後も利用可能になります。
- グローバルカードを持っていない場合、新規発行には数日かかるため、早めの申請が必要
- リワードを移行した後にダウングレードすれば、失効せずに使用可能
- ただし、コストコグローバルカードを持っていない場合は、この方法は使えない
もしクレジットカードの審査に通らない場合は、次の方法を検討
ダウングレードの手順と注意点
コストコのエグゼクティブ会員をダウングレードする際、スムーズに手続きを進めるために、事前に流れを把握しておくことが大切です。
また、ダウングレード後に後悔しないための注意点もいくつかあるため、しっかりチェックしましょう。
ここでは、具体的な手順と押さえておきたいポイントを解説します。
ダウングレードの流れ
エグゼクティブ会員からゴールドスター会員へダウングレードする手続きは、全国のコストコ倉庫店にあるメンバーシップカウンターで行います。
オンラインや電話での手続きはできないため、必ず店頭に行く必要があります。
- メンバーシップカウンターに行く
- 「エグゼクティブ会員をダウングレードしたい」と伝える
- リワード(ポイント)が失効することを確認
- 新しい会員カードの写真撮影(家族会員も必要)
- ゴールドスター会員カードの発行と差額返金の受け取り
手続き自体は10分程度で完了することが多く、特別な書類などは不要です。
ただし、家族会員カードも黒から白へ変更する必要があるため、同伴できる場合は一緒に手続きするのがスムーズです。
注意すべきポイント
ダウングレード後に後悔しないために、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
- ダウングレード後12ヶ月間はエグゼクティブに再アップグレード不可
- エグゼクティブ会員の有効期限を1日でも過ぎると差額返金が受けられない
- ゴールドスター会員に変更すると、エグゼクティブのリワード(ポイント)は消滅
- 家族会員カードも新しく発行する必要がある(同行推奨)
- ダウングレード前にリワードを使い切るか、コストコグローバルカードに移行する
特に、リワードの消滅や、アップグレードの再制限には注意が必要です。
また、ダウングレードしたい場合は有効期限内に手続きを完了させるようにしましょう。
まとめ:ダウングレード手続きをスムーズに進めよう
エグゼクティブ会員のダウングレードは、メンバーシップカウンターで簡単に手続きできますが、タイミングとリワードの扱いが重要なポイントです。
- ダウングレード手続きは倉庫店のカウンターでのみ可能
- リワードを使い切るか、コストコグローバルカードへ移行してからダウングレードする
- ダウングレード後12ヶ月間は再アップグレードできない
- 有効期限を過ぎると返金不可になるため、事前に確認する
事前準備をしっかり行い、スムーズにダウングレード手続きを進めましょう!
まとめ:コストコエグゼクティブ会員のダウングレードで損をしないために
コストコのエグゼクティブ会員をダウングレードする際は、リワード(ポイント)を失効させないことが最も重要です。
また、返金を受けられるタイミングや、再アップグレードが制限される期間なども考慮する必要があります。
ここでは、これまでのポイントを整理し、ダウングレードを成功させるためのポイントを再確認します。
ダウングレードで損をしないためのポイント
- リワード(ポイント)を失効させないために、事前に使い切るか、コストコグローバルカードに移行する
- ダウングレードの手続きは倉庫店のメンバーシップカウンターでのみ可能(オンライン・電話不可)
- 手続き後は12ヶ月間、エグゼクティブ会員へ再アップグレードできない
- 有効期限内に手続きしないと返金不可になるため、早めの確認が必要
- 家族会員カードも黒から白へ変更するため、手続き時に同行するとスムーズ
最もお得なダウングレードのタイミング
ダウングレードを考えている場合、最もお得なタイミングは2月以降です。
なぜなら、コストコのリワード(ポイント)は毎年2月に付与されるため、それを受け取ってから使い切り、ダウングレードするのが最も損をしない方法だからです。
- 1月にダウングレードすると、前年のリワードが消滅する可能性がある
- 2月にリワードが付与されるため、それを使い切ってから手続きすると最もお得
- エグゼクティブ会員の特典を最大限活用した後にダウングレードするのがベスト
こんな人はゴールドスター会員へダウングレードした方が良い
エグゼクティブ会員を継続するかどうか迷っている場合、以下のような人はゴールドスター会員へダウングレードするのがおすすめです。
- 年間のコストコ利用額が253,000円未満で、リワードで年会費の元が取れない
- エグゼクティブ限定のクーポンや特典をあまり活用していない
- リワードを2月までに使い切ることができる
- エグゼクティブ会員を試しに入会したが、特典が自分には不要だと感じた
逆に、年間の利用額が多く、2%のリワードで年会費を補える場合は、エグゼクティブ会員を継続するのも選択肢の一つです。
総括:コストコのエグゼクティブ会員はダウングレードのタイミングが重要!
コストコのエグゼクティブ会員は、特典が多い一方で、利用頻度が少ないとゴールドスター会員の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。
ダウングレードする場合は、2月以降にリワードを受け取って使い切るのがベストです。
- ダウングレード手続きは倉庫店のメンバーシップカウンターでのみ可能
- リワードを失効させないために事前に使い切るか、コストコグローバルカードへ移行する
- ダウングレード後は12ヶ月間、エグゼクティブ会員に戻せない
- 年間の利用額が少ないならゴールドスター会員の方がコストが抑えられる
コストコの会員プランは、自分のライフスタイルや買い物の頻度に応じて見直すことが重要です。
適切なタイミングでダウングレードを行い、最大限お得にコストコを利用しましょう!
この記事のまとめ
- コストコエグゼクティブ会員は倉庫店のメンバーシップカウンターでダウングレード可能
- ダウングレード時にリワード(ポイント)が失効するため事前の対策が必要
- リワードを使い切るか、コストコグローバルカードへ移行すれば無駄なく活用可能
- 年会費の差額返金を受けるには、有効期限内の手続きが必須
- 最もお得なタイミングは2月以降にリワードを受け取り、使い切ってからのダウングレード