鳥山明氏は『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインを手掛けるなど、日本の漫画・ゲーム業界における生ける伝説です。
その業績は世界中に広がり、莫大な資産を生み出しています。
その先生が突然お亡くなりになりました。
ここでは鳥山明氏の資産について、その規模と影響力を探ります。
『ドラゴンボール』の世界的影響力
『ドラゴンボール』は、1984年に鳥山明によって生み出された作品で、週刊少年ジャンプでの連載開始から現在に至るまで、世界中で絶大な人気を誇るメディアフランチャイズに成長しました。
鳥山明先生、たぶんこう言ってくれてますよね!
「じゃあなみんなーー!! みんな元気でな‼︎
死んだらまた会おうぜーーー!!」#鳥山明先生 #鳥山先生 #ドラゴンボール #悟空神龍(シェンロン)なら生き返るから
みんなでドラゴンボールを探しにいきましょう⭐️
pic.twitter.com/p2528M9Q4t— シルバーブレットch (@Monkey_GOD_tk) March 8, 2024
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この作品は、16世紀の中国の古典小説『西遊記』と香港の武術映画の要素を組み合わせたもので、登場するキャラクターたちは空手や詠春(ウィングチュン)などの東アジアの武術スタイルを使用します。
物語は、主人公孫悟空が幼少期から成人期にかけて武術を学び、さまざまな冒険を経験する様子を追います。
アニメ化された『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は、1986年から1996年にかけて日本で放送され、その後、『ドラゴンボールGT』や『ドラゴンボール超』などのシリーズが続きました。
これらの作品は全世界で放送され、アニメ、映画、ゲーム、フィギュアなど多岐にわたるメディアで展開されています。
『ドラゴンボール』シリーズは、世界中で4億部以上の漫画が販売され、80ヵ国以上でアニメが放送されています。
特に『ドラゴンボールZ』は、日本のアニメーションを西洋文化に紹介する上で非常に影響力があり、世界中の多くのアーティストやアスリート、有名人、映画監督、ミュージシャン、そして作家たちに影響を与えてきました。
作品の設定は、地球やその他の惑星を舞台に、人間や変身能力を持つキャラクターたち、そして外来種であるサイヤ人やナメック星人など、多彩な種族が登場します。
主人公の孫悟空とブルマが出会い、ドラゴンボールを探す冒険を始めるところから物語はスタートします。
彼らの旅路では、多くの友人や家族が登場し、さまざまな敵との戦いを繰り広げながら、ドラゴンボールを巡る壮大な物語が展開されます。
シリーズは1984年の漫画の連載開始から、数々のアニメシリーズ、映画、特別番組、そして続編やスピンオフ作品に至るまで、長年にわたり愛され続けています。
『ドラゴンボール』は、その画期的なアート、キャラクター設定、そしてユーモアにより、史上最も偉大で影響力のある漫画シリーズの一つと広く認識されています。
鳥山明の資産と年収
鳥山明の資産は、彼の作品『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』などの世界的な成功によって生み出された莫大な収益に基づいています。
特に『ドラゴンボール』は、世界中で非常に高い人気を誇り、漫画、アニメ、映画、ゲームなど、多岐にわたるメディアを通じて収益を生み出しています。
鳥山明の年収や資産についての具体的な数値は公開されていないものの、過去の申告所得額や関連企業の業績などから、彼の収益がいかに大きいかを推測することができます。
過去に公開された申告所得額によれば、鳥山明の年収は一時期10億円を超える年もあったことが報告されています。
特に2003年には約16億円以上、2004年には約14億8000万円の申告所得があったとされています。
これらの数字は、彼の作品が生み出す収益の一端を示しており、『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』の売上げがその資産形成に大きく寄与していることを物語っています。
また、彼の事務所であるバードスタジオは、法人として運営されており、ここ数年での年商は30億円、申告所得は7億円前後で推移していると言われています。
これは、漫画家の法人収入としては非常に高い水準であり、鳥山明の資産がいかに大きいかを示しています。
さらに、彼の資産管理に関しては、タックスヘイブンを利用していたことがパラダイス文書を通じて漏洩し、脱税疑惑が浮上したことも報じられています。
これは、彼の資産規模がいかに大きく、国際的にもその運用が行われているかを示唆しています。
『ドラゴンボール』の世界的な成功は、鳥山明の資産形成において中心的な役割を果たしており、彼が漫画界のみならず、エンターテインメント業界全体においても重要な人物であることを証明しています。
鳥山明の家族
鳥山明は、個性豊かなキャラクターを生み出すだけでなく、私生活でも家族との絆を大切にしています。
彼の家族には、漫画家としても活動していた妻みなみなちさんと、才能あふれる子供たちがいます。
みなみなちさんは、鳥山明の代表作『ドラゴンボール』で知られる必殺技「かめはめ波」の名付け親であり、鳥山明の創作活動において重要な役割を果たしてきました。
鳥山明とみなみなちさんの間には、3人の子供がおり、長女のキッカさんはイラストレーターとして活動しています。
キッカさんは中学生の頃から絵を描くことに情熱を持ち、現在では画家・イラストレーター・アーティストとして様々なプロジェクトに参加しています。
彼女は、自身のTwitterアカウントでアートワークを公開し、劇団の舞台衣装デザインなども手掛けています。
鳥山明の家族は、彼の作品に対する情熱や創造性を受け継ぎながら、それぞれの分野で活躍しています。
『ドラゴンボール』のような壮大な物語を生み出した鳥山明の背景には、支えとなる家族の存在があり、彼らの関係性や共有される才能が、鳥山明の作品にも影響を与えていることでしょう。