コストコは会員制の倉庫型スーパーで、通常は年会費を支払った会員とその同伴者のみが利用できます。
しかし、非会員でも入店する方法がいくつか存在します。
本記事では、「ワンデーパス」「家族カード」「宅配サービス」など、非会員がコストコを利用するための最新情報を詳しく解説します。
「コストコの雰囲気を体験したい」「試しに買い物してみたい」と考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください!
この記事を読むとわかること
- コストコ非会員でも入店・買い物できる方法
- ワンデーパスや宅配サービスなどの活用方法
- 会員になるメリット・デメリットと年会費の元を取るコツ
コストコ非会員でも入店できる方法は?
コストコは会員制のスーパーですが、非会員でも入店できる方法がいくつかあります。
通常、コストコの会員になるには年会費が必要ですが、試しに利用してみたい方のための「ワンデーパス」や「家族カード」などの制度があります。
ここでは、非会員がコストコに入店する方法を詳しく解説していきます。
過去には利用できた方法でも、現在は廃止されているものもあるため、最新情報をチェックしながら利用することが大切です。
「コストコの雰囲気を体験したい」「本当にお得なのか試してみたい」という方は、ぜひ以下の方法を参考にしてみてください。
1日特別ご招待券(ワンデーパス)の活用
コストコでは不定期で1日特別ご招待券(ワンデーパス)を配布することがあります。
このワンデーパスを使えば、非会員でも1日限定でコストコの店内に入ることが可能です。
以前は、チラシや雑誌の特典として配布されていましたが、現在は「期間限定キャンペーン」として配布されることが多いです。
例えば、2024年8月25日までは特別招待券が配布されていました。
ただし、ワンデーパスを利用する際は、以下の点に注意が必要です。
- 過去にワンデーパスを利用したことがある世帯は使用不可
- 非会員の購入価格は通常価格+5%の上乗せ
- 当日コストコ会員になれば、5%分の追加料金は還元
ワンデーパスの配布情報は、コストコの公式サイトや広告をチェックすることで把握できます。
家族カードを利用して入店
コストコの会員は、無料で1枚の家族カードを発行することができます。
この家族カードを持っていると、大人2名+18歳未満の子どもは何人でも入店可能です。
例えば、夫がコストコ会員の場合、妻が家族カードを持つことで、夫が不在でも妻がコストコを利用できます。
さらに、家族カードを持つ人が友人を同伴すれば、非会員の友人も一緒に入店することができます。
ただし、家族カードは同居している家族のみ発行可能です。そのため、実家の親や兄弟など、同じ住所でない人には発行できません。
処方箋を持って調剤薬局へ
コストコの店内には調剤薬局があり、処方箋があれば非会員でも店内に入ることが可能です。
入店時にスタッフへ「調剤薬局を利用したい」と伝えるだけでOK。ただし、薬局以外の商品を購入することはできません。
「とりあえず店内の雰囲気を見たい」「どんな商品が売っているかチェックしたい」という人にはおすすめの方法です。
コストコの宅配サービスを活用しよう
コストコの商品は魅力的ですが、「店舗が遠い」「非会員だから入店できない」といった理由で諦めてしまう方もいるかもしれません。
しかし、宅配サービスを利用すれば、非会員でもコストコの商品を手に入れることが可能です。
現在、コストコの商品を購入できる主な宅配サービスには、「Uber Eats」「オニゴー」「コストコフェア」「コストコオンライン」などがあります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
Uber Eatsやオニゴーで商品を購入
Uber Eatsやオニゴーといった宅配サービスを利用すれば、コストコの商品を非会員でも購入できます。
特に、Uber Eatsは一部のコストコ店舗(川崎・札幌・神戸・幕張など)でサービスを提供しており、フードコートのホットドッグやピザ、チキンなどを自宅で楽しめます。
また、「オニゴー」というサービスでは、コストコの商品を代行購入して配送してくれるため、店舗が遠い人でも利用しやすいのが特徴です。
ただし、宅配サービスを利用する際は以下の点に注意しましょう。
- 非会員でも利用可能だが、手数料や配送料がかかる
- 取り扱い商品が限られている(生鮮食品など一部対象外)
- 対応エリアが限られているため、自分の地域が対応しているか要確認
コストコフェアを活用する
「コストコフェア」は、コストコ非会員でもコストコ商品を購入できる特別イベントです。
主に、提携しているスーパーやホームセンターなどで開催されます。
このフェアでは、コストコの商品が並び、通常のスーパーと同じように購入できます。
例えば、過去には以下のような店舗でコストコフェアが開催されました。
- イトーヨーカドー
- ドン・キホーテ
- ヤオコー
ただし、フェアの開催は不定期のため、事前に情報をチェックしておくことが大切です。
コストコオンラインで買い物する
実は、コストコの公式オンラインストアでは一部の商品を非会員でも購入可能です。
ただし、非会員は購入時に追加料金が発生し、配送料も別途かかるため、店舗で直接購入するより割高になることが多いです。
「どうしてもコストコの商品が欲しいけど、店舗に行くのは難しい…」という方にとっては、オンライン購入が便利な選択肢になるでしょう。
コストコ会員になるメリット・デメリット
コストコを頻繁に利用するなら、会員になるのが最もお得な方法です。
しかし、年会費がかかるため、「本当に元が取れるのか?」と迷う人も多いでしょう。
ここでは、コストコの会員になるメリットとデメリットを詳しく解説し、会員登録すべきかどうかの判断材料を提供します。
会員になると得られる特典とは?
コストコの会員には、以下のような多くの特典があります。
- 大容量の商品を会員価格で購入できる
- コストコガソリンスタンドを利用すると、通常より安く給油できる
- タイヤ交換や点検などの無料メンテナンスサービスが受けられる
- 家族カードを無料で1枚発行可能
- オンラインストアの利用が可能
特に、「ガソリンの割引」「無料メンテナンス」は、車を利用する人にとって大きなメリットになります。
年会費の元を取る方法
コストコの会員になるには、年会費が必要です。
- 個人会員(ゴールドスター):4,840円(税込)
- 法人会員(ビジネスメンバー):4,235円(税込)
この年会費の元を取るには、お得な商品を購入するのがポイントです。
例えば、コンビニやスーパーで購入すると1個160円の「オイコスヨーグルト」を、コストコでは約87円で購入できます。
これを72個購入すると、5,232円もお得になり、年会費の元が取れる計算になります。
また、フードコートでの食事もお得です。180円(税込)でホットドッグ+ドリンクのセットを購入できるので、数回利用するだけでコストパフォーマンスを実感できます。
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コストコは2025年5月に会員費の値上げを発表しました。
ゴールドスター会員4,840円(税込)→ 5,280円(税込)
エグゼクティブ会員9,900円(税込)→ 10,800円(税込)
会員にならずに安く買い物する裏ワザ
「会員になるのはちょっと…」という方でも、工夫次第でお得にコストコを利用できます。
- コストコフェア:提携スーパーでコストコ商品を購入
- Uber Eatsやオニゴー:宅配サービスを活用
- ガソリンスタンド:会員価格で給油できる店舗も
これらの方法を活用すれば、年会費を払わなくてもコストコの魅力を体験できます。
会員のデメリットと注意点
もちろん、コストコ会員にもデメリットはあります。
- 年会費がかかる(1回だけの利用なら割高)
- 店舗が少なく、遠方の人は利用しづらい
- 購入する商品の量が多く、保管場所が必要
- 週末は駐車場が混雑し、レジ待ち時間が長くなる
特に、少人数世帯や一人暮らしの方は、大容量の商品を使い切れない可能性があるため、事前に計画を立てて購入することが大切です。
コストコ非会員でもお得に利用するためのポイント
「コストコに行ってみたいけど、年会費を払うのはちょっと…」と考える方も多いでしょう。
実は、非会員でもコストコをお得に利用する方法がいくつかあります。
ここでは、ワンデーパスの取得方法や紹介制度の活用、ブラックリストに入らないための注意点などを詳しく解説します。
ワンデーパスの取得方法
以前は「1日特別ご招待券(ワンデーパス)」がチラシやムック本の付録などで配布されていましたが、現在は入手が困難になっています。
しかし、期間限定のキャンペーンとして、1日招待券が発行されることがあります。
例えば、2024年8月25日までは、広告を見せるだけで無料入店できるキャンペーンが実施されました。
今後も同様のキャンペーンが行われる可能性があるため、コストコの公式サイトや広告を定期的にチェックすると良いでしょう。
友達に紹介してもらうのはアリ?
コストコでは、「友達紹介キャンペーン」が定期的に開催されており、既存会員が非会員の友人を紹介すると、ワンデーパスがもらえることがあります。
ただし、この方法には以下の注意点があります。
- 紹介キャンペーンが開催されているタイミングでないと利用できない
- 過去にワンデーパスを利用したことがある世帯は対象外
- 通常価格より5%上乗せされた非会員価格での購入になる
もし、コストコ会員の知人がいる場合は、このキャンペーンを利用してみるのもおすすめです。
ブラックリストにならないための注意点
「年会費を払わずにコストコを何度も利用したい!」と思うかもしれませんが、規約違反をするとブラックリストに入る可能性があるため注意が必要です。
ブラックリスト入りしてしまうと、今後コストコに入会できなくなる可能性があるため、以下の行為は避けましょう。
- ワンデーパスを不正に利用する(過去に使用歴があるのに別の方法で取得するなど)
- 家族カードを他人に貸す(家族カードは同居の家族のみ発行可能)
- 一度入会してすぐに解約を繰り返す(短期間の退会と再入会を繰り返すと要注意人物に)
- 転売禁止のプリペイドカードやワンデーパスを購入する
コストコの会員制度は厳格に管理されているため、不正行為をすると永久に入店できなくなるリスクがあります。
ルールを守って、正規の方法でコストコを楽しみましょう。
まとめ|コストコを賢く利用しよう!
コストコは会員制のため、通常は年会費を支払わないと入店できませんが、非会員でも利用できる方法はいくつかあります。
本記事で紹介した方法をおさらいしましょう。
- ワンデーパスを利用する(期間限定キャンペーンをチェック)
- 家族カードを使って入店(同居家族が会員なら可能)
- 処方箋を持って調剤薬局を利用(ただし買い物は不可)
- 宅配サービスを活用(Uber Eatsやオニゴーでコストコ商品を購入)
- コストコフェアを利用(提携スーパーでコストコ商品を購入)
- コストコオンラインで購入(一部の商品は非会員でもOK)
これらの方法を活用すれば、年会費を払わなくてもコストコの商品を楽しむことが可能です。
コストコに入会すべきか迷ったら?
コストコに入会するかどうか迷っている場合は、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- コストコの商品を定期的に購入する予定がある
- ガソリンをお得に入れたい(ガソリン割引を活用できる)
- フードコートを頻繁に利用する
- 大家族やまとめ買いをする機会が多い
これらの条件に当てはまるなら、コストコ会員になったほうがお得に利用できる可能性が高いです。
コストコをもっとお得に楽しもう!
コストコは、会員になることで割引価格や特別なサービスを受けられるだけでなく、フードコートやタイヤ交換、ガソリン割引などの特典も充実しています。
一方で、「年会費がもったいない」「お試しで利用したい」という場合は、今回紹介した非会員でも利用できる方法を活用しましょう。
あなたにとって最適な方法で、コストコライフを楽しんでくださいね!
この記事のまとめ
- コストコ非会員でも利用できる方法を解説
- ワンデーパスや家族カードを活用すれば入店可能
- Uber Eatsやオニゴーで宅配注文もできる
- コストコフェアを利用すれば非会員でも商品を購入可能
- コストコオンラインでは一部商品を非会員でも購入可能
- 会員になるメリットは価格割引やガソリン代の節約
- 年会費の元を取るためのコツも紹介
- ブラックリストに入らないための注意点を解説