セブンイレブンの営業時間!昔から現在までの変遷と今後の課題!

セブンイレブン

今ではコンビニは24時間営業が当たり前になっていますが昔からコンビニは24時間営業だったのでしょうか?

いつ行っても欲しいものが手に入る!消費者にとっては24時間営業はこの上ない便利でとても有難いことです。

今回はコンビニ最大手セブンイレブンの営業時間は昔から24時間だったのかを、ご紹介していきたいと思います。

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セブンイレブンの昔の営業時間は?(第1号店)

1974年5月15日、昭和49年に東京都江東区豊洲にセブンイレブンの日本1号店が営業を開始しました。

当時のセブンイレブンはアメリカ発祥のコンビニエンスストアで、その名前は朝7時から夜11時までの営業時間に由来しています。

当初は朝7時から夜11時までの16時間営業でした。

その名のとおり当初は7時から夜11時まで16時間営業時間だったのです。

日本の経済成長が低迷していた時期であり、大型スーパーでも夜9時や11時までの営業は一般的ではありませんでした。

遅くとも夜8時頃までぐらい迄だった記憶があります。

私たちが現在当たり前に感じている24時間営業のコンビニエンスストアが存在しなかった時代に、セブンイレブンが夜11時まで営業していたことは画期的なことだったと想像がつきます。

そんな時代背景があったからセブンイレブンの営業時間は消費者にとってこの上ない便利さがあったのですね。

その頃のビッグニュースと言えば巨人軍、長嶋茂雄選手の引退や佐藤栄作氏のノーベル平和賞受賞の年になります。

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セブンイレブンが24時間になったのはいつから?

買いたいものが買いたい時に買えない!そのお客様の要望にもっと応えられるようにセブンイレブンが24時間営業になったのは翌年1975年虎丸店、福島県郡山市で初の24時間営業の店を開始しました

開いててよかった!が当時のキャッチコピーで有名になりました。

他店にはない差別化と強味を大いにアピールしたかったんだなぁとキャッチコピーから伺えますよね。

今でも夜間、コンビニの店舗の灯っている明かりをみるとなぜかホットしますよね。

そんな当時の時代だったら尚更の事だったと思いますね。

これに続き「東陽店」(東京都江東区)、「相生店」(神奈川県相模原市)でも24時間営業を開始しました。

当時のターゲットの客層は残業したサラリーマン、深夜まで起きている学生、サービス業の方たちだったようですね。

その後、東陽店(東京都江東区)や相生店(神奈川県相模原市)などでも24時間営業が開始され、わずか2年で100店舗の出店を達成しました。

他の大手コンビニチェーンもほぼ同時期に24時間営業を導入し始めました。

ローソンは1977に、ファミリーマートは1978に24時間営業を開始しています。

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日本におけるコンビニエンスストアの発展

このようにセブンイレブンを含むコンビニエンスストアの24時間営業は、アメリカからのノウハウ導入をきっかけに日本で普及していきました。

競争が激化し、商品開発や物流、情報システムの進化、金融やサービス機能の充実など、日本独自のコンビニエンスストアモデルが形成されていきました。

これらの要素が相まって、現代の日本のコンビニエンスストアが形成されていったわけですね。

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コンビニが人手不足でも24時間営業を続けてきた理由

コンビニの24時間営業は消費者にとって非常に便利なものですが、従業員の健康状態や店舗運営にかかる費用増加、深夜の来客数の低下や売り上げの不振などのデメリットも存在します。

しかし、24時間営業を続けることで顧客の来店頻度が上がり、収益も向上するという結果が示されています。

その結果、3店舗すべてで売り上げが伸び、24時間営業が普及していったとされています。

つまり24時間営業により、「いつでも開いているお店」と認識されることで、顧客の来店頻度が上がります

深夜営業を止めてしまうと、収益が約3割減少すると言われています。

小売業界において3割の収益減少は非常に深刻な問題となるからです。

あんず姫
あんず姫

外国人にとってセブンイレブンは、ATMが多くの外国のカードに対応しているため、非常に便利なんですよ。

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コンビニ24時間営業のメリットとデメリット

先述の通り、コンビニの24時間営業がスタートしたのは約40年以上も前のことなのです。

コンビニの24時間営業は消費者にとって非常に便利なものですが、従業員の健康状態や店舗運営にかかる費用増加、深夜の来客数の低下や売り上げの不振などのデメリットも存在します。

では今後も24時間営業の継続していけるのか?継続するメリットとデメリットについてご説明します。

24時間営業のメリット

コンビニの24時間営業は、私たちの生活において多くのメリットをもたらしています。

まず、利便性の向上が大きなメリットです。

忙しい現代社会において、働く人や学生などが昼夜問わず利用できることで、いつでも必要な商品やサービスを手に入れることができます。

私自身も仕事の帰りに遅い時間にコンビニに立ち寄ることがありますが、その便利さに感謝しています。

また、深夜勤務や夜間の活動が多い人々にとっても、24時間営業は生活のサポートとなっています。

また、緊急時や災害時においても大きな役割を果たします。

災害発生時には他の店舗が閉まっている中でも、コンビニは常に営業を続けているため、避難場所や必要な物資の供給源として重要な存在となります。

これは地域コミュニティにおいても安心感をもたらし、地域の一体感を高めることに繋がります。

さらに、コンビニの24時間営業は地域経済にも貢献しています。
夜間や深夜の営業によって、多くの従業員が雇用されることで地域の雇用創出に寄与します。

また、深夜には通常の営業時間帯は、夜間の仕事をする人々にとって、コンビニは必要不可欠な存在となっています。

これにより、売り上げの拡大や競争力の向上につながるでしょう。

 

あんず姫
あんず姫

ちなみに海外のコンビニの営業時間は24時間していません。

フランスやスイスでは、コンビニは夜には閉店します。

アメリカのコンビニは、治安の悪いエリアにあることが多く、深夜には身分証の提示が必要です。

 

日本はそれだけ治安が良いって事ですね。

 

だから外国人が日本に来たらコンビニの24時間営業にビックリするらしいですよ。

 

あんず姫
あんず姫

ただし、24時間営業には従業員の健康や労働環境への負荷、運営コストの増加などの課題も存在します。

 

これらの課題に対しては、従業員の働きやすい環境づくりや労働時間の適正化、効率的なシフト管理などが重要です。

 

また、適切な経営戦略の立案と実行によって、24時間営業のメリットを最大限に活かしつつ、デメリットを最小限に抑えることが必要だと思います。

あんず姫
あんず姫

つい最近も大きな台風が来ましたが、通過する前から近くのセブンイレブンは休業しておりました。

 

昔はどんな時もコンビニは開店しているイメージがありましたが、数年くらい前から、デパート、スーパーも休業するようになったので、ついにコンビニもなったのかと少し驚きました。

消費者側の私達も、コンビニは24時間営業しているのが当然である!の概念は通捨てるべきで、もう通用しなくなってきたんだなぁと改めて感じさせられましたね。
でも当然の事だと思いました。

24時間営業のデメリット

24時間営業にはいくつかのデメリットがあります。

まず、従業員の健康状態が悪化する可能性があります。


深夜勤務は人間の体内時計に大きな影響を与えるため、睡眠不足や生活リズムの乱れ、ストレスの増加などの健康問題が発生する恐れがあります。

従業員の健康を守るためには、適切な休暇やシフト管理、労働条件の改善が必要です。

また、24時間営業には店舗運営にかかる費用の増加も伴います

深夜の運営には明るい照明やセキュリティ対策が必要であり、それに伴う光熱費や人件費の増加が生じます。

 

さらに、24時間営業には商品の補充や清掃などの作業も必要です。

これらの追加費用は店舗経営に負担をかけることになります。

深夜の来客数の低下と売り上げの不振も、24時間営業のデメリットの一つです。

深夜は一般的に来客数が減少し、需要が低下する傾向があります。

そのため、深夜の営業時間帯には十分な売り上げを確保することが難しい場合があります。

売り上げが伸び悩むと、経済的な損失や運営上の困難が生じる可能性があります。

また、深夜勤務のスタッフ集めも課題となります。

深夜の勤務は一般的な労働時間とは異なるため、スタッフの確保が難しい場合があります。

深夜勤務には特に体力と精神的な耐性が求められるため、希望するスタッフの確保や定着を困難にする要因となるでしょう。

あんず姫
あんず姫

これらのデメリットを考慮すると、24時間営業は課題やリスクを伴うことが分かります。

 

ただし、需要の多様化や夜間の利用者の存在なども考慮すれば、24時間営業の継続には一定のメリットも存在します。

 

従業員の健康管理や労働環境の改善、費用対効果の最適化など、課題に対して継続的な取り組みが求められるでしょう。

 

さらに、顧客の利便性や需要の変化を見極めながら、柔軟な営業戦略を展開することも重要ではないでしょうか。

24時間営業の今後の懸念

セブンイレブンを含むコンビニエンスストアは、私たちの生活に欠かせない存在です。

その便利さや利便性は、24時間営業が大きな要素となっています。

しかし、時代の変化や課題に対応しながら、24時間営業の持続性を確保するためには、労働環境の改善や効率化、労働力の確保など、様々な対策が求められます。

現在は人手不足が深刻化しており、コンビニ業界でも営業時間を短縮する動きが見られます。

経営においてコストや労働力の課題は大きなものですが、24時間営業が提供する便利さや顧客の期待に応えることも重要な課題です。

店舗の規模や売り上げなど条件にも異なるでしょうが最近の光熱費の高騰や人件費を考えて24時間営業を継続するメリットがなければ今後24時間営業の店舗がどんどん減少していく可能性もあるうると思います。

当たり前が当たり前ではなくなる日も来る可能性があるわけですね。

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セブンイレブンの営業時間!昔から現在までの変遷と今後の課題!のまとめ

今回はセブンイレブンの昔から現在までの営業時間とコンビニの今後の課題についてご紹介しました。

コンビ二は24時間営業。人は当たり前がいつまでも続くと錯覚しがちです。

しかし当たり前でなくなった時に、人はいかに以前が便利で良かったかを知らされるものです。

24時間営業の今の便利さと企業努力に感謝したいと思います。

何かの参考にして頂ければ幸いです。
最後までご覧頂き有難うございました、^_^
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